家の玄関で、雨に濡れた玲奈のシャツが透けててヤバい
あらすじ
禁断の兄妹愛パート2。通勤電車内で密着したことで兄と妹の関係を越えてしまった俺たちは、家に帰り愛を深めようとするが……。(連載中)

 

パート1

 

玲奈の雨に濡れた体

 家に戻る途中に立ち寄ったコンビニで、缶ビールを手に取った。その手が震えていた。

 

 隣にいる玲奈の顔を見ることができなかった。彼女も緊張しているのだろうか。それとも不安なのだろうか。俺の腕に絡めた細い腕を、一時たりとも離そうとしない。

 

「玲奈……」

「お兄ちゃん……」

 

 やっぱり止めよう――。俺は会社に行く。おまえは学校へ行け。何度も出かかった言葉を苦労して飲み込んだ。 

 

「いや、何でもない……」

「うん……」

 

 か細く、消え入りそうな玲奈の声。ここから家まで5分程度。着いたら俺はビールを飲む。そして、玲奈を抱く。酔いにまかせて玲奈を――。

 

 ビールを戻した。ペットボトルのお茶を代わりに2つ、手に取った。お酒を飲めない玲奈に対してフェアじゃない気がした。

 

「行こうか」

 

 無理に作った笑顔に勇気を乗せ、玲奈を見る。コクリと小さくうなずいたその表情に、いつもの無邪気な様子を見つけることはできなかった。

 

 小刻みに震える伏せられた長いまつ毛。

 少女に戻ることを拒否するように、俺の心変わりを阻止するように、俺の手を取り半開きの唇を甲に押しつけてくる。

 

 ちゃっかり女であることを利用した罪な感触。

 

 俺はまんまと嫉妬した。誰でもない誰かに。この感触を手に入れいるかもしれない俺ではない誰かに。

 

 決心が固まった。

 

 店内を移動して、コンドームを手に取る。玲奈は何も言わなかった。会計を済ませて外に出ると空は機嫌を損ねていた。

 

「雨か…」

 

 つぶやき、カバンから折りたたみ傘を取り出して広げた。

 

「天気予報、雨なんて言ってなかったのにね」玲奈が空を見上げる。傘は持っていないようだった。いや、カバンに折りたたみ傘が入っているのかもしれないが、少なくとも取り出す素振りは見せなかった。

 

 そんな玲奈の肩を黙って抱き寄せると、相合傘だね、と俺を見上げ、あの時嬉しかったんだよ、と微笑んだ。

 

 

「覚えてる? 私がまだ小学生だった頃。雨が降ってカミナリが鳴るとお兄ちゃんが現われて、ずっとそばにいてくれたの」

 

 もちろん覚えている。

 カミナリが恐くて小学校の正面玄関で固まっている玲奈に寄り添って、黒い雲が過ぎ去るのを待ち、一緒に帰っていた。雨が上がった水たまりの上を、ピョンピョン跳びはねる少女は水と光でできているのだと思った。

 

「お兄ちゃんが迎えにきてくれるって分かってたから、私泣かないでいられた。お兄ちゃんが見ていてくれたから、私いつも笑っていられたの」

 

 玲奈の肩を抱いたまま、雨の中を歩き出した。折りたたみだから傘は小さい。玲奈に極力雨がかからないよう気を配ったが、あまり意味はなかった。家に到着した時には2人ともびしょ濡れだった。

 

「酸性雨やばい。溶けちゃう」

 

 笑う玲奈の白いYシャツがピタリと肌に張り付いていた。淡いブルーの下着がモロに透けてしまっている。花柄のステッチまでもがハッキリ浮き出ていた。

 

「ちょっと待ってて。バスタオル取ってくるね」

 

 ローファーを脱ぎ、上がり框に足をかけた玲奈の背中。濡れた髪。透けたブラのホック。豊かな丸いお尻。雨水がしたたる黒いヒザ下のソックス。そしてヒザの裏。そのくぼみ。

 

 我慢できなかった。俺は玲奈を背後から抱きしめた。彼女は動きを止めた。

 

「お兄ちゃん」

「玲奈…」

「風邪引いちゃうよ……」

「ごめん。玲奈、俺……」

 

 さっき触れなかったたわわな果実を後ろからギュッとつかんだ。

 

「アンっ…」

 

 ピクリと震えた体とともに漏れ出た妹の悩ましい声。そんな声を出せるようになっていたことに改めて戸惑ったが、体は気持ちとは裏腹だった。

 

 手の平に吸い付く濡れたシャツの上から、果実の大きさを確かめるように揉んだ。

 

 下から持ち上げるように、両脇から真ん中に寄せるように。

 

「はぁ…ンっ…」

 

 指を食い込ませると、まだ若い張りのある感触がやんわり押し返してくる。手の平に収まりきらない大きさにまで、それはすでに発育していた。はち切れそうな欲望にまかせて何度も何度も果実の形を変えた。玲奈は俺の手の動きに合わせて身をくねらせるだけで全く拒まなかった。

 

「んー、お兄ちゃん…」

 

 首を曲げ、玲奈が見せた横顔。彼女の濡れた髪が俺の顔にかかり、半開きの口から甘い吐息がこぼれた。

 

 唇。

 血色の良い、肉厚で健康的な唇。すぐにでもそれを自分のモノにしたかったが、まずは玲奈の髪を耳にかけた。メインディッシュは後回しだ。色づいた耳たぶに口をつけた。

 

「んんっ…」

 

 首をすくめる玲奈。

 

「くすぐったいか?」そう聞くと、

「ちょっと…」と答えた。

 

 もちろん聞いただけだ。玲奈の、何もかもが柔らかい感触に抗う術を俺はとっくに失ってしまっていた。耳の穴に舌を送り込んだ。

 

「はふっ、んっ!」

 

 軟骨が作る複雑な曲線に沿って舌を動かす。ほんのり甘くて塩っ気のある刺激が舌先に乗る。 

 

「おに…アッ、ん…」

「耳、弱いか?」

「ひゃっ! そこで、しゃべんないでぇ〜」

 

 耳への性的刺激にはまだ慣れていないようだった。当然だ。俺が初めてなのだ。耳の穴だってバージンなのだ。

 

 狂ってしまえ。そう思った。毎日毎日毎日、俺の舌を欲するようになればいい。俺に舐められることが至上の悦びになるほど俺に狂ってしまえばいい。

 

 舌をグリグリと耳の穴にねじ入れ、何回か玲奈を震わせた頃、そろそろ唇が欲しくなってきた。

 

 豊かな胸の感触を堪能しながら、彼女の首筋に舌を移動させる。うなじの産毛を舌先でかき回し、青く浮き出た血管をなぞり、エラからアゴの先までを甘噛みした。