不貞をはたらく熟した体、夫が寝ている間に生じた劣情
あらすじ
気の良い夫は部下をよく家に連れてくる。私のことも部下のことも信頼しきっているようだ。そんな夫に不満があるわけではないけれど、私は部下のひとりである男性を好きになってしまい、酔い潰れた夫が寝ている間に不倫してしまう

 

夫の部下との不倫

 好き。

 気持ちがあふれて止まらない。

「あん、もっと! お願い! もっと深くぅぅ!」

 そんな下品な言葉が自分の口から出てくるなんて。

 私、どうかしている。

 

「奥さん、ああ、ヤバイっす!」

 ヒダを分け、私の中心にある赤い秘肉を、彼の固くなったモノが後ろから何度も貫いてくる。愛汁で潤った膣が大きくなったモノにこすられ、広がるのが分かる。そのたびに身体が歓喜の悲鳴を上げる。

 

「最高です、最高ですよ奥さん!」

 興奮した彼のひときわ重い一撃。内蔵の収縮が波動となって全身に広がった。

「はぁんっ、アァッ! ヒイィッ」

 ケモノのような自分の声に驚く。

 あり得ないくらい感じている。感じすぎている。

 

 私は夫の部下と、簡単な宴を終えたリビングで交わっていた。

 バックから突かれていた。

 飛んでしまいそうな意識を、テーブルに手をついて必死にこらえていた。

 テーブルの脚がキシキシと、きしむ。

 目の前のビールビンが倒れた。

 気の抜けた液体から、そこはかとなく漂うアルコール臭が鼻をついた。

 

 やっぱりどうかしている。

 隣の寝室では、酔い潰れた夫が眠っている。

 

夫を愛しているのに不倫なんて

 私の1つ上、43才になる夫は気の良い男で、男女問わず、部下をたびたび、ローンを組んだばかりのマンションに連れてきていた。

 その中にひとり、気になる男がいた。

 中西裕也。27歳。サッカーでインターハイの出場経験があるというスポーツマン。清潔感のあるベリーショート。ツーブロック。

 厚い胸板がいい。広い肩幅がいい。くしゃ、とつぶれる笑顔がいい。

 

 彼が我が家を訪れたのは今日で3回目だ。彼の姿を見るだけで胸が高鳴り、同時に戸惑った。結婚して10年。夫以外の男にトキメキを覚えたことなんてなかったのだから。

 夫を愛している。それは間違いない。をれなのに彼を――。彼も私を――。

 

ほとばしる熱い想い

「俺は課長を尊敬してます……なのに……なのに……」

「言わないで、今は……ああっ!」

 

 彼は汗っかきのようだ。彼が動くたびにしずくが落ちてくる。ポタポタと私の背中を叩く。彼からにじむ液体も匂いも全てを私は受け止めたかった。背中を伝う彼の汗を口に含みたいと願った。だけど、この体勢ではかなわない。それが少し寂しい。

 

「ああっ、やべぇ!」

 高まるごとに彼の声は大きくなる。かわいい人。出して。声も、精液も。

「ちょうだい、お願い、いっぱいちょうだい!」

「奥さん!」

 激しく突きながら、私の乳房を強くつかんできた。痛みより、彼の大きな手に包まれる悦びが勝った。背中に舌が這った。ゾクゾクした。

 壊して欲しい。罪悪感ごと粉々にして欲しい。恋する女でいさせて欲しい。

 

「もっと! もっとよ! 奥まできてぇ!」

 懇願すると、一瞬彼が動きを止めた。

 その直後に、きた。

 ハンマーのような一撃が私の秘肉をえぐり、奥まで達した。

「んあっ、ああぁぁ!」

「奥さんっっ!」

 頭が真っ白になり、直後に下腹部で生じた苛烈な痙攣が全身に広がった。

 ビクン、と大きく震えた彼が一気に放出を始めた。

 ほぼ同時に私たちは達した。

 

 私の膣は彼を締め上げる。

 彼の白濁を余さず絞りとろうとして、収縮を繰り返す。

 

 どくどくどく。

 

 熱くほとばしる生命の汁が流れ込んでくるのが分かる。幸福と罪悪感とお互いの体液と痙攣が無秩序に混ざり合って何も考えられなくなった頃、彼の放出が終わった。

 そのまま抜かないで欲しかったのに声が出なかった。

 ツルン、と私の中から彼はいなくなった。

 

せめて今だけは不倫を許して欲しい

「やだ……」

 寂しくて、身をひるがえすと彼の首に抱きついた。おっぱいが彼の胸でつぶれた。彼の荒くなった息が耳にまとわりついてきて、とろけそうになる。

「奥さん……俺……」

 低くつぶやく彼の唇を、唇でふさいだ。舌を彼の口の中にねじ入れ、濃厚なキスを求めた。彼も応えてくれた。

 

 くちゅくちゅとイヤラシイ音を立てながら絡み合う舌の感触だけが今の私の全てだった。後悔なんてして欲しくなかった。謝ってなんて欲しくなかった。

 分かっている。分かっているのだ。

 彼はきっと私を選べない。

 

 夫と別れて一緒になりたい、と口にしたところで、彼を困らせるだけなのだ。感情に任せて突き進むには、お互い十分すぎるほど大人だった。分別がつきすぎていた。世間の仕組みには抗えない。

 

 そう遠くない未来、この関係は蜃気楼のように消えてなくなるのだろう。

 だからせめて今だけは、この甘く淫靡な瞬間に身も心も委ねていたい。

 

 丹念に唾液を交換し、唇を離した。

 彼のまぶたを、頬を、耳を、唇を撫でながら耳を澄ませると、隣の寝室から夫のイビキがかすかに聞こえてきた。

 私は微笑み、もう1度彼に口づけをした。(おわり)

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